こんにちは。熱血テニススクール(春日・大野城・太宰府・粕屋・福岡)の森慶大です。

気になるタイトルについて。
結論から申し上げると

こう打てばいいよ!という万人に共通するストロークの「フォーム」は存在しません!!
その理由は最後まで読んで頂ければ分かっていただけると思います。

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テニスコーチをやり始めて13年が過ぎました。

テニスが上達したい方は是非うちに来てくださいね!!

と今なら自信を持って言えます。
実際に「多くの方」には上達を感じていただいていると思います。

はい。
「多くの方」なんです。「全員」に喜んでいただいているとは決して言えません。
やっぱり人間なので100%にはならないんですよね。

うちのレッスンで成果を出す方と出せない方にははっきりとした特徴があるので、今日はその点についてお話ししたいと思います。
結論から言いますと

「①正解を求める方(「正しい形・フォーム」を求める方)」はうちのレッスンは合いません。
「②自分の感覚と向き合える方」はうちのレッスンに合います。

①「正解を求める方」というのは、言い換えると「正しいフォームはなにか」に執着してしまっている人・執着から抜けられない人です。
テニスにおいて「正しいフォーム」というのはありません。もう少し詳しく話すと、

「状況によってフォームは変化する」

がより正しいです。
例えば、5m先にボールをゆっくり打ちたいとしたら、テイクバックは必要ですか?いらないですよね。してもいいですが、かなりゆっくりラケットを動かさないといけません。どちらでもいいですが、ちゃんと5m先にゆっくり打てるのであればどちらのフォームも正解です。

次に23m先を狙う場合を考えてみてください。(ベースラインからベースラインまでの距離に近い)
この距離を飛ばそうと思ったら今度は、一般的にはテイクバックが必要でしょう。でも実は上級者ならテイクバックが小さくても、スイングスピードを上げる技術を持っているので、テイクバックほぼなしでも23mを飛ばせます。
どちらでもいいんです。「23mを飛ばす」という目的を達成できるのなら。

今は距離だけを考えましたが、これに

ボールの軌道の高さ
回転
スピード

という要素を加えると、無限に近いような組み合わせになります。

フォームは目的のための手段」ということです。だから、「フォームを固めること」に意味はないんです。むしろ害があるとも言えます。

ここで断っておくと、(少し脱線しますが)
初心者の方にとっては「フォーム固め」は意味があるものです。何もないところからいきなりボールを打つのは難しく、ある程度形(フォーム)を意識することに意味があるからです。
ただ、それもある程度上手くなったらそれを脱却する必要があります。それは今書いた理由からです。
ある程度上手くなってきていて、さらに上手になりたいのであれば「フォーム固め」から抜け出す必要があります。状況に応じてフォームが「変わる」打ち方(感覚)を目指した方がいいのです。

話を戻します。
常に、こう打った方がいいという「普遍的な正しい形(フォーム)はない」わけです。

正しい打ち方は何ですか?
どう打てばいいですか?

と質問してくる人がいらっしゃいますが、これはちょっとずれているんです。

「こういうショットを打ちたいんですが、」どう打てばいいですか?
「こういう状況の時に上手くいかないのですが、」どうすればいいですか?

なら分かるんです。「目的」とセットになっているからです。
フォームという手段は必ず、目的とセットになっていないといけないのです。

話を最初に戻します。
うちのレッスンに合わない、「正解を求める方」というのは、この考え方を理解できなかったり、捨てることができない方です。
僕の指導力不足なのですが、このことを理解してもらえないと僕のレッスンは何をしているかさっぱり分からないでしょう。

僕のレッスンは「感覚」にフォーカスします

どんなボールが飛んでいくかは、「ラケットがボールにどう当たるか」で決まります。

これくらいの強さでラケットをボールにぶつければこのくらいの「距離」飛ぶ
・このくらいの面の向きを作ればこのくらいの「角度」で打ち出せる
・このくらいの入射角ラケット面でぶつければ「スピン(回転)」がかかる

色んな距離に飛ばす感覚
色んな角度で飛ばす感覚
色んな回転の向き(基本的には3種類しかないですが)・回転量で飛ばす感覚

という基本に加えて、これらの組み合わせを考えると無限にも思えるようなボールを触る感覚があります。
これらの感覚をたくさん体に覚えさせることによって、状況に応じたショットの選択をすることが可能になります。

この感覚が分かってくる段階になると、もうフォームなんか気にしていません。

「ラケットをボールにどうぶつけるか」
「ラケットでどうボールを触るか」

しか考えていません。そこに集中します。
その結果、「状況に応じたフォーム」が出来上がるのです。

これを身につける過程において、自分の感覚と向き合うことが大事になってきます。
この感じでラケットをボールにぶつけたらこんな感じでボールが飛んでいくな
こんな感じでラケットをボールに触ったらこう飛んでいくな

という感じでたくさんボールを打ちます。
ボールを触る感覚を感じながら、感覚のストックを増やしていきます。
うちのレッスンに合わない、「正解を求めてしまうタイプの方」はこの作業が何をやっているのか分からず、苦痛なようです。
それはそうだと思います。形(フォーム)を覚えさせる練習とは全然違うやり方ですから。

うちのレッスンでは受講生さんの感覚ととことん向き合います。
大人のクラスは少人数なので(6人以下のグループレッスンかプライベートレッスン)、お1人1人ととことん向き合います。

また、最初は皆さん「正解を求める」ところからのスタートです。したがってこの考え方を変えてもらうための指導にもエネルギーを注ぎます。
この考え方を理解していただけて、「正解主義(フォーム主義)」を捨てられた方は上達されます。捨てきれなかった方は上達するのが難しいです。

これはいい悪いの話ではありません。
僕はこれがいいと思ってやっていますが、これだけが正解だとは思っていません。
フォームにこれという正解がないように、テニスの指導もこれが正しいというものはありません。
合う合わないの問題です。
何と言われようと、うちはこの方針でいくんです笑

皆さんは是非ご自身に合う指導者を見つけてレッスンを受けてくださいね。

 

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私は子供達にテニスの楽しさを伝えたいと思ってテニススクールをやっています。

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