こんにちは。熱血テニス部監督の森慶大です。
私は大学時代は体育会テニス部に所属していました。古き良き縦社会のシステムが残る部活でした。
- 先輩がコートに入る時には大きな声で挨拶する
- 先輩が待っている時は水が飲めない
- ボール拾いは常にダッシュ
- 先輩にボールを渡す時はラケットを使ってはならない(ラケットで渡すのは失礼だという考え方)
- 練習中は常に緊張感があってミスをしたら先輩から怒られる
このような規則・風習がある部活でした。ミスをしたら怒られるので体が縮こまって、ラケットを振りきれなくなりさらにミスが増えます。そしてさらに怒られます。
という悪循環でした。このような生活を数年間していると、フォームがどんどん縮こまってしまいました。このことに当時は全く気付かず、さらに数年の後に気付くことになります。
フォームが縮こまってしまうと
- ボールのスピードが出ない
- ゆっくりなボールを打つのが難しい
- コントロールが安定しない
- ボールが浅くなりやすい
- 大きくアウトしたり、浅すぎたり不安定
- 試合になるとさらに不安定になる
- 攻撃的なプレーができない
- 打感が悪い
ということになってしまい、そのショットの自信がなくなります。自信がなくなり、テニスが面白くなくなってしまうのです。
当時の私のプレーはこちらから
手前が私です。フォームが小さくなっているので、深い球を打てず浅くなり、相手に攻められています。
こうなってしまう根本的な原因は
「ミスをしてはいけない」
と思ってしまうことです。ミスをしてはいけないと思うと、手でこねたり、ラケットをボールに当てるだけのようなスイングになってしまっていわゆる「入れにいく」形となってしまいます。正しいのは
入れにいく
のではなく
入る
です。こう打ったら
「自然にコートに入る」
打ち方を覚えなければならないのです。順番が逆なのです。
1000人以上の方を指導してきてこのようになってしまう方の傾向は
- 真面目な方
- 人の目を気にしやすい方
- 気遣いができる方
に多いような気がします。練習していて
- ミスをしてはいけない
- ミスをしたら相手の練習にならない
- ミスをしたら相手に悪い
- ミスをしたら怒られる
と思っていると「入れに」いってしまうのでしょう。あまり相手のことを考えないのも考えものですが、極度に意識しすぎるのも悪影響です。
思い当たる方がいらっしゃったら、
「少しくらいミスしてもいいや!」
くらい、少し軽い気持ちで練習してみてはいかがでしょうか?参考になりましたでしょうか?あなたのテニスライフが楽しいものになるよう応援しています。
森慶大
当サイトへのご意見・ご感想をお待ちしています。
このサイトはテニスが上手くなりたい!と強く願っている方のためのサイトです。
テニスが大好きで上手くなりたい方々のための情報を配信しています。
よりよいサイトを作っていくため、あなたのお力をお貸しください。
[contact-form][contact-field label="名前" type="name" required="true" /][contact-field label="メールアドレス" type="email" required="true" /][contact-field label="ウェブサイト" type="url" /][contact-field label="メッセージ" type="textarea" /][/contact-form]
クラスのご紹介
CLASS
太宰府・春日・大野城・粕屋・福岡のテニススクール・プライベート(個人)レッスン
子供クラス指導のこだわり
COMMITMENT
私は子供達にテニスの楽しさを伝えたいと思ってテニススクールをやっています。
特に運動が苦手な子・伸び悩んでいる子にこそ、「もっとうまくなれるよ!」「テニスはもっと楽しいよ!」ということを伝えたいです。
「子供クラス指導のこだわり」については、こちらからご覧ください。