こんにちは。森慶大です。
僕はスポーツを通じて「心を強くすることができる」と考えています
もちろんテニスが好きだから子供達に教えているんですが、同時に心が強い子になってほしいと思っています。
スポーツに取り組むと心がポキッと折られるような出来事がたくさん起こります。例えば
・ミスする
・負ける
・後から始めた子に抜かれる
・コーチから叱られる
例えばこんなこと。
負けることって大人にとっては何気ない出来事にも思えますが、子供にとっては結構一大事だったりします。負けて大泣きする子もいます。
チーム戦なら、自分がミスしたせいで負けたりなんかしたらチームメイトがしばらく冷たかったりすることもあるかもしれません。
僕自身中学で野球をやっていた時は、エラー量産するし、打てないしで試合に出るたびに心が折れるから試合に出るのが大嫌いだったことを覚えています。
今教えている子供達の1人にAくんという子がいます。
Aくんは運動が得意なタイプではありません。どちらかというとちょっとどんくさいかなという感じです。
でもテニスが大好きで、いつも笑顔で頑張っています。僕はそんな子が大好きなのでもっとうまくなってテニスの楽しさを知ってほしいと思っています。
そんなA君なのですが
Aくんのクラスに新しく年下のBくんという子が入ってきました。この子は運号が得意なタイプでぐんぐん上手くなります。
なんと数回のレッスンでAくんに勝つようになってしまいました。
勝つといってもレッスンのなかでやるミニゲームなので、そんなたいしたものではありません。でもAくんとしてはとても悔しいのです。
レッスンの終わりのあいさつの時には泣くのを一生懸命堪えていました。調子が悪かったとか、そんな言い訳も一切せずに必死で我慢していました。
(気持ちはよく分かるのでそんな姿を見てもらい泣きしないように、僕も必死で我慢していたのは秘密です)
こんなことが数回続きました。
レッスンの中では泣き言を一切言わずに頑張っていましたが、少し元気がないような感じはしていましたので心の中はどうだったのでしょう。
「もうテニスやめたい」
とか思っていたのではないだろうか、と僕は思っていました。もしかしたら家ではお母さんに泣き言を言ったり、やめたいと言っていたかもしれません。
そんな感じで数か月が過ぎました。
Aくんはそれでも辞めず、腐れずに一生懸命頑張っていました。
その結果、かなりうまくなって上のクラスに上がろうとしています。悔しさを乗り越えて頑張った成果でしょう。
大なり小なりスポーツに取り組むとみんなこんな経験をします。
こんな経験をたくさんして、できれば乗り越えて大人になる子と、心が折れる経験が少ないまま大人になる子ではメンタルの強さが全然違うと思うのです。
僕は子供達にテニスの楽しさを伝えるのと同時に心が成長する手助けができるように頑張ります。
クラスのご紹介
CLASS
太宰府・春日・大野城・粕屋・福岡のテニススクール・プライベート(個人)レッスン
子供クラス指導のこだわり
COMMITMENT
私は子供達にテニスの楽しさを伝えたいと思ってテニススクールをやっています。
特に運動が苦手な子・伸び悩んでいる子にこそ、「もっとうまくなれるよ!」「テニスはもっと楽しいよ!」ということを伝えたいです。
「子供クラス指導のこだわり」については、こちらからご覧ください。